|
≪新聞報道≫ 42件
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本語訳 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本東京工業大学教授 村原正隆 洋上風力を利用、海水を電解し、ナトリウムを製造、エネルギーの貯蔵を行う 金属ナトリウムは水と強烈な化学反応し、大量の水素を生む、そのために、ナトリウムは水素を貯蔵する材料となる。化学燃料や核燃料の貯蔵は限られた場所にしかできず、しかも、貯蔵量にも制限があるが、しかしナトリウムを含む海水塩や陸塩の貯蔵量が豊富であり、ナトリウム(比重:0.971)は水よりも軽くケロシンの中に安全に貯蔵することができる。この解決方法は発電に必要な大量な水素を瞬時に製造することができる。洋上風力で発伝する際、電力を岸に上げる送電損失をできるだけ少なくしなければならない。送電損失と電力設置原価は風力原動機と負荷の間の送電線網の増長により増加する。これらの問題を解決するには異なる形式の風力発電で生成される電力を保存する必要がある。理論上、海水淡化と水電解式水素生成することは海上で運用可能である。つまり、風力電動機が発生した電力を水素に転換し、陸に輸送することである。一方水素は軽いが、しかし非常に重い鉄の貯蔵タンクを必要とする。 ここに、海水を電気分解しナトリウムを製造する新しい構想が提示された。海水は主に水と高濃度のナトリウムで出来ている。洋上風力で発生した電力を利用して海水を電解し、ナトリウムを生成、それを陸地の熱発電所に送る。水を加え水素を発生させ、水素ガスタービンエンジに使う。副産物としての水酸化ナトリウムは炭酸ソーダ関連工業の原料ともなる。洋上水電解はナトリウムだけではなく、副産物として真水、マグネシウム、カルシウム、水酸化ナトリウム、塩素、酸素、水素、塩酸、硫酸と回収可能の副産物をも生成することが可能である。ナトリウムは経済的で、再生、継続が可能の燃料であり、二酸化炭素を排出することもなく、放射線も出ない。金属ナトリウムは固体のエネルギー原料であり、水より軽く、枯れることもなく、しかも全地球に広く分布し、再生可能のエネルギーである。これを使い石油にとって代わり、資源戦争のない、平和の世界を導けることを期待します。 |